ボロ株ってなあに?
「ボロ株」は入院患者
ボロ株とは、いくらの株を指しているのか?
ボロ株とは、人間で言うところの「入院患者」に該当します。
株価で考えるとだいたい100円以下の銘柄を指します。企業の多くは100株ずつ購入できるので、100円×100株=1万円となり、1万円以下で購入できるものをボロ株というわけです。
このボロ株の中でも、特に50円に満たない銘柄に関しては、非常に危険な状態であり、後に倒産する企業も含まれます。人間では「集中治療室」に入っていると考えて差し支えありません。
なお、このサイトでは株価の安い銘柄のことを「ボロ株、ボロ株」と言っていますが、新聞やニュース等の一般的なメディア・報道では、ボロ株のことを「低位株(もしくは超低位株)」と呼びます。低位株の頭に「超」の文字がつくのは、「それだけ株価が安いんですよ」という意味を込めたものです。
「いくらからいくらまでが低位株で、いくらからいくらまでが超低位株か?」の区別については、明確な定義がありません。ただし、「ボロ株=超低位株」であることは間違いなさそうです。
ボロ株が個人投資家に好まれる理由
このような株価の安いボロ株は、投資家(特に個人投資家)の中で非常に人気の高い銘柄となっています。管理人もボロ株が大好きです。
その理由は、なんと言っても「値上がり率が大きいから」です。↑の人間の例で考えてみましょう。普段の体調から絶好調になるのと、瀕死の状態から復活して絶好調になるのとでは、どちらがすごいでしょうか? もちろん、後者の方が回復の度合いが大きいです。
企業もこれと同じで、普通の業績から絶好調になるのと、倒産寸前から復活して絶好調になるのとでは、もちろん後者の方が回復の度合いが大きいです。この回復の度合いは株価に直接影響します。値段が数倍に跳ね上がることはザラです。この魅力に「とりつかれる」投資家が多いのもうなずけます。
しかし、集中治療室に入るほどの重病患者ですから、そのまま「ご臨終=倒産」になることもあるわけで、リスクは非常に高いです。銘柄の選択に十分注意しないといけません。
ボロ株で儲ける方法
ボロ株の代表格「山水電気(6793)」で検証する
ボロ株愛好家で知らない者はいないと言われる「山水電気(6793)」で取引の様子を見てみましょう。
この山水電気は、普段は1~2円刻みで株価が動いていました。しかし、1年に1回くらいのペースで↑の赤枠のようにピョンと株価が上昇する局面が出てきます。普段の日に購入し、赤枠の日に売却すると儲かります。
このチャート(グラフ)の目盛りを見ると、安い株価が6円、高い株価が12円ですから、うまくいけば投資資金が2倍になるという計算です。
ただし、この山水電気も同じく、ボロ株の株価が上昇するときは長続きせず、数日で終了するケースが多いです。上がったら欲張らずにさっさと利益確定することをおすすめします。
また、いつ持ち株がダメになってもいいように、同じ種類のボロ株を5~10銘柄以上のセットで購入するようにしましょう。また、投資資金を全て投入するのもやめましょう
(※山水電気は2012年4月2日に倒産しました)
NISA(ニーサ)口座で人気のボロ株
少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」で、ボロ株を組み入れる投資家が増えています。ニーサは年120万円までですので、積極的な投資家が可能です。NISA口座で購入すると、売却益が非課税となるため、大きな値上がりが期待できるボロ株が人気のようです。
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