決算発表前の準備で本番の予行演習を行う

3月決算以外の企業を本番の予行演習として活用!

本番の予行演習とはなあに?

前記「決算発表」を知るにはどうするの?のところで、決算スケジュールについて紹介しました。3月決算であれば、「4月~6月」「7月~9月」「10月~12月」「翌年1月~3月」と3ヶ月ごとに決算の状況が発表されます。

日本の企業は3月決算が圧倒的に多いので、決算発表を活用する投資もこの時期に発表される企業を対象としています。決算発表で儲けよう(実践3)までは全てこれを前提としました。

ただし、本番を迎える前にいきなりこれ実践すると、思わぬ損害を被る場合があります。なぜなら、決算発表によって株価がダイレクトに反応するとは限らないからです。

そこで、本番前の予行演習として、全てのスケジュールが異なる3月決算以外の企業を活用します。他の企業の傾向を事前に知っておくことによって、本番の3月企業でもスムーズに取引が行えるというわけです。

 

決算カレンダーで決算情報をチェックする

決算企業を探す作業から始めましょう。今回は管理人がいつもお世話になっている楽天証券の決算カレンダーを利用します。

楽天証券にログイン後、「国内株式」をクリックしてください。

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次に「決算カレンダー」をクリックして、新しい画面を出してください。

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決算カレンダーに到着しました。こちらのカレンダーで日付をクリックすると、当日に決算が発表される企業の一覧が表示されます。

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ある日の決算発表企業一覧です。こちらの一覧表は、左から「コード番号」「銘柄名」「発表した決算」「経常利益の進捗状況」「進捗具合(進ちょく率)と決算期」「決算発表日」「前期の結果」」と項目が並んでいます。

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決算期の「2014/11」は、2014年11月決算です。決算発表内容の「第1四半期」は13年12月~14年2月までの3ヶ月間のことです。企業の儲け具合によって、「晴れ」「くもり」「雨」と3つのマークでわかりやすく表示しています。

この業績のポイントは、「会社予想進ちょく率(%)」の数字です。これを見ると「3ヶ月間で85%の(経常)利益を稼いでしまった」ということがわかります。

会社予想進ちょく率は、第1四半期で25%、第2四半期で50%、第3四半期で75%、第4四半期(つまり通期)で100%と、3ヶ月ごとに25%ずつの数字を達成することが普通です。
しかし、この企業は3ヶ月で85%ですので、普通以上に稼いでいる計算になります。

そうすると、普通以上に稼いでいることが決算で発表されると、株価はどうなるでしょうか?

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チャート左上のローソク足のように、株価が急上昇していることがわかります。2013年以降、決算発表の結果に対して株価が素直に反応することが多くなりました。業績が良いとわかれば株価が急騰し、悪いとわかれば急落します。

この企業は第1四半期ですので、1年の最初の3ヶ月です。スタートダッシュという言葉があるように、この時期の業績が良いと、6ヵ月の業績がわかる中間決算、1年の業績がわかる通期決算(本決算)の両者の業績も良いのではないか?という期待が投資家の中で生まれます。株価は先取りするので、その影響が早速出ているというわけです。

ただし、企業の中には「稼ぎ時」と呼ばれる時期が存在します。例えば、家電・ゲーム・おもちゃ等の年末商戦や、建設・土木関係の年度末工事など、3ヶ月ごとの単純な比較ができないかもしれません。

そこで、決算短信の出番です。各企業の業績の傾向は、決算短信にきちんと書かれています。「この企業はあやしいな」と感じたら、決算短信も合わせてチェックしてみるとよいでしょう。

追記

楽天証券の決算カレンダーは、楽天証券の口座を持っている投資家向けのサービスです。

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