財務諸表ってなあに?
企業の財務諸表を理解して、株式投資に活用しよう!
財務諸表とは「決算書」のこと
「財務諸表(ざいむしょひょう)」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?管理人は、株式投資を始めるまで聞いたことがありませんでした。
財務諸表の中で代表的なものは「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つの表です。世間一般によく使われているのは別名の「決算書(けっさんしょ)」という言葉です。
今回は、この難しい株式用語をひとつひとつ紹介しようと思います。
財務諸表は「会社の家計簿」のこと
「株ってなあに?」で取り上げた「あなたが会社をつくる話」をもう一度思い出してください。
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あなたの会社は急激に成長し、黒字から大黒字になりました。それにともない、あなたの会社の株(株式・株券)を買った(出資した)Aさんも大儲けです。
しかし、ある日Aさんは疑問に思います。「会社が儲けているのはわかるけれど、いったいどれだけ儲けているのだろうか?」と。そこで、Aさんはあなたにそのことを伝えにいきました。
さあ、あなたは困った。儲けているのはわかるけれど、いったいどれだけ儲けているのか正確な数字がわからない。証明するものを用意していない。仕方がないので、「これで勘弁してよ、お願い」と言いながら、あなたはあるものを見せることにしました。それは「会社の家計簿」です。
~~~~(ここまで)~~~~
つまり、財務諸表とは「会社の家計簿」なんです。この「会社の家計簿」はかなり複雑にできていて、先ほど紹介した「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」の3つを「財務3表」と言います。
それぞれをざっくり説明すると、
貸借対照表は「企業内に財産と借金がこれだけありますよ」と書かれた書類のこと、
損益計算書は「一定の期間で会社がこれだけ儲けましたよ」と書かれた書類のこと、
キャッシュフロー計算書は「一定の期間に会社の現金がこのように動きましたよ」と書かれた書類のこと
であると理解していれば今のところ十分でしょう。
株主になったらもらえる事業報告書
証券取引所に上場している企業の株主になると、毎年1~2回のペースで「事業報告書(じぎょうほうこくしょ)」というものが送られてきます。事業報告書は、上記「財務諸表(決算書)」をわかりやすく解説し、より詳しく企業の状態を理解してもらうために企業側が用意する書類です。
様々な写真やグラフ、データを使い、カラーで見やすい書類になるよう、工夫されています。その一方で、一般の形式から大きく加工されているために、手前味噌(てまえみそ)的な解説が多いのも事実です。
そのうち、企業に関わる人々は、企業側が自社を分析した情報ではなく、第三者が客観的にその企業を判断・判定した情報を希望するようになっていきました。
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