株式S高/S安(1)
株式S高/S安で勢いのある銘柄を探そう!
取引時間中にストップ高またはストップ安になった銘柄を紹介した画面が、「2202 株式S高/S安」です。当日および前日(前営業日)のストップ高銘柄(ストップ安銘柄)を見ることができます。
相場環境が良いときに、株価がストップ高になると、翌日はさらに上がりやすくなります(逆に、ストップ安になると、翌日はさらに下がりやすくなります)。この画面を活用することにより、上昇(下落)する銘柄をいち早くキャッチすることが可能です。
株式S高/S安を表示する
新マネックストレーダーにログインし、メニューバーの「株式情報」をクリックします。マウスをすべらせて、「株式ランキング」、「2202 株式S高/S安」を順番にクリックしてください。
「株式S高/S安」の画面が表示されました。このときは取引時間終了後に表示させたため、その日の終了時点の銘柄が載っています。初期設定では、東証(1部・2部・マザーズ・ジャスダック)に上場する銘柄のストップ高一覧(当日)になっています。この日のストップ高は7銘柄でした。
表示する市場を変更する
東京証券取引所から別の市場に変更するときは、それぞれの市場にチェックを入れてください。ここでは、「名証」にチェックを入れています。ストップ高の銘柄数が変化しました。
なお、複数の市場に同じ銘柄が上場していても、株価が異なる場合があります。
ストップ安銘柄を表示する
先ほどの東証の銘柄情報に戻って、「S安」にチェックを入れてください。ストップ高銘柄と同じように、その日のストップ安銘柄一覧が表示されます。この日のストップ安は3銘柄でした。
前日(前営業日)のストップ高銘柄を表示する
先ほどの東証の銘柄情報に戻って、「前日」にチェックを入れてください。当日のストップ高銘柄と同じように、前日(前営業日)のストップ高銘柄一覧が表示されます。この日の前日(前営業日)のストップ高は3銘柄でした。
業種ごとに銘柄を絞り込む
株式市場である銘柄の株価が上昇する場合、同じ業種の銘柄が一斉に上がり始めることがあります。上昇に勢いがあると、同業種の銘柄がたくさんストップ高になります。
ストップ高になった銘柄の中で勢いのある業種を調べたいときは、上の画像のように見たい業種を選択することも可能です。
(参考)ストップ高とストップ安について
日本の株式市場には、1日に動く株価の値幅に制限が設けられています。この仕組みを値幅制限(制限値幅)と言います。
例えば、株価が100円未満の銘柄は上下30円、100円以上200円未満の場合は上下50円という具合です。その日の上限まで上昇するとストップ高、下限まで下落するとストップ安となります。
それぞれの価格帯と値幅制限の関係は以下の通りです。
値幅制限の一覧(株価1万円未満)
基準株価 | 制限値幅 | |
---|---|---|
1円以上 | 100円未満 | 上下30円 |
100円以上 | 200円未満 | 上下50円 |
200円以上 | 500円未満 | 上下80円 |
500円以上 | 700円未満 | 上下100円 |
700円以上 | 1,000円未満 | 上下150円 |
1,000円以上 | 1,500円未満 | 上下300円 |
1,500円以上 | 2,000円未満 | 上下400円 |
2,000円以上 | 3,000円未満 | 上下500円 |
3,000円以上 | 5,000円未満 | 上下700円 |
5,000円以上 | 7,000円未満 | 上下1,000円 |
7,000円以上 | 1万円未満 | 上下1,500円 |
上記一覧をご覧の通り、低位株と呼ばれる500円未満の価格帯の銘柄ほど、上昇率・下落率が高くなります(※株価1円の銘柄が31円に上昇すると、投資資金は31倍になる)。株価が大きく動きやすいため、デイトレーダー等の短期投資家に人気です。
また、低位株とは別に、新興市場(マザーズ・ジャスダック)に上場する銘柄は、株価がよく動くため、頻繁にストップ高(ストップ安)になります。短期間に大きく稼ぎたい場合は、新興市場の銘柄を中心に取引すると、うまくいくことがあります。