HTMLサイトをワードプレスに移転する作業の流れ(2)
当サイト「ど素人の株日記」はモバイル対応にするため、サイト移転を行いました。
このページでは、HTMLサイトからワードプレスへ移転したときの作業手順について、時系列で紹介します。
HTMLサイトをワードプレスに移転する作業の流れ(1)のつづきです。
サイト内容を変更する~その2~
301リダイレクトを行う
転送の設定を行います。
旧サイトの訪問者をスムーズに誘導するなら、転送用のリンクを設置するだけでOKです。ところが、旧サイトが持つ(検索結果などの)評価を引き継ぐことはできません。そこで、「301リダイレクト」を行います。
301リダイレクトを行うには「.htaccess」というファイルが必要になります。
ここ数週間でやってきたことまとめ - 301リダイレクト記述方法
参考にさせてもらったページはこちらになります。当サイトの場合だと、
Redirect 301 /index.html https://kabu96.net/
これを、「.htaccess」ファイルに記述しました。↑はトップページの例です。旧サイトの訪問からすぐに、新サイトのトップページへ移動します。
個別ページの場合は、対応表を見ながら「kabu96.net/abc.html」などに書き換えます。
エクセルで記事のリストを作る
ひとつひとつのページごとに「Redirect 301・・・」と書き続けるのは、とても時間がかかります。そこで、対応表を作るときに↑のサイトで教えてもらった「CONCATENATE関数」を使いました。
=CONCATENATE(“Redirect 301 “,A1,” “,B1)
エクセルの対応表
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | /index.html | https://kabu96.net/(トップ) | Redirect・・・ |
2 | /abc.html | https://kabu96.net/abc.html | Redirect・・・ |
3 | /cfd.html | https://kabu96.net/cfd.html | Redirect・・・ |
4 | /123.html | https://kabu96.net/123.html | Redirect・・・ |
C1に記述し、C2以降はオートフィル(C1のコピペ)です。C列のデータをファイルにコピーしました。
新サイトの公開、ファイルのアップロードと確認
転送の設定が終われば、新サイトの公開と「.htaccess」ファイルのアップロードを行います。
アップロードが終わったら、エクセルファイルの対応表を見ながら、旧サイトの各ページのURLをそれぞれクリックし、新サイトの各ページへ移動するか確認します。
新サイトへの切替とアクセス数の推移
ヤフーとグーグルに反映されるのはいつか?
上記作業を終えた後、旧サイトの検索結果が新サイトに切り替わるまで、どのくらいの時間がかかるか? を調べてみました。
サイト名で検索
ヤフーで「ど素人の株日記」と検索した結果がこちら。新サイトが一番上に表示され、旧サイトは順位が下になっていました。どちらでも閲覧できます。もちろん、旧サイトに移動すると、新サイトへ転送されます。
2016年8月15日にサイトをアップロードしたあと、約4日でこの画面になりました。
サイトURLで検索
サイトアドレス「kabu96.net」で検索した結果がこちら。こちらはサイト名で検索したときより1日早く表示されました。「kabu96.comではありませんか?」と書かれていますが、この表示も、まもなく消えると思います。
なお、個別記事に関しては、順次、切り替わります。2015年にサイトを移転したときより、少し早くなっている気がしました。
旧サイトと新サイトのアクセスはどうなったか?
ほとんど変わりません。予想では、スマホ経由のアクセスが少し上乗せされると思っています。数週間後にわかるでしょう。