OCN「Page ON」からサイトを移転する作業の流れ(2)
2015年2月28日、OCNのホームページサービス「Page ON」がサービスを終了します。当サイト「ど素人の株日記」は継続して運営するため、サイト移転が必要になりました。
このページでは、OCNから他のサーバーへサイトを移転したとき(2015年1月下旬完了)の作業手順について、時系列で紹介します。
OCN「Page ON」からサイトを移転する作業の流れ(1)のつづきです。
サイト内容を変更する~その2~
引っ越しのお知らせの設置
旧サイトの全ページに「引っ越しのお知らせ」を設置します。あわせて、転送の設定も行います。
旧サイトの訪問者をスムーズに誘導するなら、転送用のリンクを設置するだけでOKです。ところが、旧サイトが持つ(検索結果などの)評価を引き継ぐことはできません。そこで、「301リダイレクト」を行います。
しかし、301リダイレクトを行うには「.htaccess」というファイルが必要になります。残念ながら、OCN「Page ON」では、このファイルを使うことができないため、別の方法を選択することになりました。
サイト(ブログ)のお引っ越し(移転)は301リダイレクトを。出来ない場合は、メタリフレッシュ(meta refresh)とrel=”canonical”を!
参考にさせてもらったページはこちらになります。当サイトの場合だと、
<link rel="canonical" href="https://kabu96.com/" />
<meta http-equiv="refresh" content="5; url=https://kabu96.com/" />
これを、各ページのhead内に記入しました。↑はトップページの例です。旧サイトの訪問から5秒後に、新サイトのトップページへ移動します。
個別ページの場合は、対応表を見ながら「kabu96.com/abc.html」などに書き換えます。
新サイト・旧サイトのアップロードと確認
転送の設定が終われば、新サイトと(引っ越しのお知らせを設置した)旧サイトをアップロードします。
アップロードが終わったら、エクセルファイルの対応表で、旧サイトの各ページのURLをひとつひとつクリックし、新サイトの各ページへ移動するか確認します。
新サイトへの切替とアクセス数の推移
ヤフーとグーグルに反映されるのはいつか?
上記作業を終えた後、旧サイトの検索結果が新サイトに切り替わるまで、どのくらいの時間がかかるか? を調べてみました(現在、ヤフーとグーグルの検索結果はほとんど同じです)。
サイトタイトルで検索
ヤフーで「ど素人の株日記」と検索した結果がこちら。新旧サイトどちらでも閲覧できます。もちろん、旧サイトに移動すると、新サイトへ転送されます。
2015年1月末にサイトをアップロードしたあと、約3日でこの画面になりました。3月1日以降はOCNがサービスを終了するので、旧サイトの情報もなくなります。
サイトURLで検索
サイトアドレス「kabu96.com」で検索した結果がこちら。こちらもサイトタイトルと同じ時期に表示されました。
なお、個別記事に関しては、約10日ほどで切り替わります。一部、旧サイトのままのページも残っていますが、順次、切り替わると思います。
旧サイトと新サイトのアクセスはどうなったか?
よくわかりません。幸か不幸か、サイト移転と同じ時期に、一部ページのアクセスが急増してしまいました(スカイマークの倒産)。
そのため、旧サイトのアクセス急増によって、新サイトのアクセス減少期がなくなり、「ほぼ横ばい」がつづいています。
参考にさせてもらったサイトのような、わかりやすいアクセス推移にならなかったのが心残りです。