OCN「Page ON」からサイトを移転する作業の流れ(1)
2015年2月28日、OCNのホームページサービス「Page ON」がサービスを終了します。当サイト「ど素人の株日記」は継続して運営するため、サイト移転が必要になりました。
このページでは、OCNから他のサーバーへサイトを移転したとき(2015年1月下旬完了)の作業手順について、時系列で紹介します。
独自ドメインの取得とレンタルサーバーの契約
独自ドメインの新規取得
まず、移転先の住所(ドメイン)と土地(レンタルサーバー)を用意します。
【早い者勝ち!】 .com/.net/.jp ドメイン取るならお名前.com
「お名前.com」さんで独自ドメイン「kabu96.com」を新規取得しました。当ブログのアドレスが「kabu48.com」なので、その数字を2倍に増やしただけです。
レンタルサーバーとの契約
次に、レンタルサーバーと契約します。OCNでは、以下の「さくらインターネットのレンタルサーバー」などを推奨していました。
ただし、レンタルサーバーは、設定の操作を理解するまでに時間がかかります。OCNのサービス終了が迫っているので、もし、すでに契約しているレンタルサーバーがあれば、そちらを優先することをおすすめします。
サイトを公開するための設定
ネームサーバーの変更
ドメインの取得とレンタルサーバーの契約が終わったら、サイトを公開するまでの設定を行います。ネームサーバーの変更では、独自ドメインの登録情報(ネームサーバー)をレンタルサーバー指定のネームサーバーに変更します。
お名前ドットコムの場合は、ログイン後、「ドメイン設定」→「ネームサーバーの設定(ネームサーバーの変更)」→「ドメインURLをクリック(当サイトはkabu96.com)」→「他のネームサーバーを利用にチェックを入れる」→「1プライマリネームサーバーと2セカンダリネームサーバーに入力」と進みます。
ファイル転送ツールの設定
OCNで使っていたファイル転送ツールに新しい転送先を設定します。
たとえば、無料ソフト「FFFTP」の場合、「接続」→「ホストの設定」→「新規ホスト」と進み、「ホストの設定名(T)」「ホスト名(アドレス)」「ユーザー名(U)」「パスワード/パスフレーズ(P)」などを入力します。
サイト内容を変更する~その1~
新サイトと旧サイトの対応表を作成する
サイトを移転(引っ越し)する場合、新サイトには今までのサイトの内容を、旧サイトには移転のお知らせを、それぞれ設定します。最も簡単な作業であれば、新サイトに内容を移動させて旧サイトの内容をまるごと削除すればOKです。
しかし、それでは旧サイトの訪問者が困ります。そこで、旧サイトから新サイトへスムーズに誘導するため、旧サイトの全てのページに引っ越しのお知らせを設置しました。
その際、各ページの対応表をエクセルで作成しました。
旧サイト | 新サイト |
---|---|
https://www2.ocn.ne.jp/~evant/(トップ) | https://kabu96.com/(トップ) |
https://www2.ocn.ne.jp/~evant/abc.html | https://kabu96.com/abc.html |
https://www2.ocn.ne.jp/~evant/cfd.html | https://kabu96.com/cfd.html |
https://www2.ocn.ne.jp/~evant/123.html | https://kabu96.com/123.html |
このような感じです。旧サイトのトップページに引っ越しのお知らせを設置して、その他はほったらかしでも良いのですが(ミラーサイトと判断される前に、OCNの中にある情報はサービス終了で消滅する)、余力があれば、旧サイトの全てのページに引っ越しのお知らせを設置したいです。
うちのサイトは数百ページでしたので、時間がかかっても挫折することはありませんでした。